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マンションでひきこもる
大荷物を抱えて、上海駅から地下鉄一号線に乗り込む。お正月の早朝ということもあって人が少ないので助かった。いつも降りる錦江楽園駅の次の駅、蓮花駅で降りてタクシーでマンションへ戻る。おっと上海のタクシーは初乗り、10元だったわん。
帰ってからふたりで取り組んだのは、WOODCRAFT。飛行機と帆船。わたしはすぐ飽きたけど、さすがB型男、凝り始めたらやめやしない。仕上げにワックスまで塗りだした。「そろそろお昼ごはんにしようよー」でやっと腰をあげる。
飛行機はわりと簡単だったが、船には苦戦。けっこう時間がかかった。でもこんなに楽しめて2つで20元は安い?
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正月は休もう
前回わたしのお気に入りスポットとなったマンション裏の市場に行ってみたが、お正月でお休みのお店が多い。日本のお正月も昔はそうだったなあ。
目当ての小吃が手に入らなかったので、近くのスーパーで冷凍餃子と湯圓を買って帰る。「寒いから部屋にこもってDVDを観よう」とDVDも購入。「LAST
SAMURAI」や「向左走・向右走」など3枚で21元。うっきー。
店頭にはお正月用の箱入り果物が並ぶ。この箱を抱えている人をよく見かけた。
彼が餃子をゆでてくれたので、食後はわたしがこれを作った。胡麻あんが少なめな分、あっさり。でもおいしかった。
食後はDVDを観たり、うとうとしたり。
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B型カップルのカラオケは
寒いのでもう外出しないのかと思いきや、「カラオケに行こう!日本の歌を歌おう!」ということで、地下鉄で淮海中路のビッグエコーへ。彼がスーパーに飲み物を買いに行ったきりなかなか戻らなかったり、その間わたしは操作方法がわからなくてパニックになったり、彼の買ってきたおつまみセレクトが気に入らなくケンカになったり、それでもわたしは夏川りみやらスピッツやら、彼はアンディ・ラウやらDAPUMPやら結局2時間、彼の買ってきたチューハイを飲みながら歌う。わたしの歌う曲を知りもしないくせに彼がかぶせて歌ってくるので調子がくるう。お互い自分の歌いたいのをがんがん入れて、相手のを「ヘタクソ」とののしって一番で打ち切って、とやりたい放題。おもしろかったけど。料金は2時間で280元、春節料金で高かった!
地下鉄で帰って駅の側のお店で晩ご飯。担仔麺と豆腐花と葱油餅で17元。
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神様光臨!
満腹してマンションに帰っていたら彼が落ちていたお札を拾う。全部で90元くらいだけど、なんでも今日の0時にお金の神様が降りて来るらしく、彼は「神様がボクにくれた」と大喜び。多分子どもがもらったお年玉を落としたんだと思うんだけどなあ。
いい気分でバスタイム。ガス給湯がうまくいかないのかお風呂に熱いお湯が出なくて、やかん4個分でお湯をわかしてお風呂に足すことに。わたしがお風呂で、「おーい、冷めてきたよー」と叫んだら、彼が「はいはい。」とやかんを持ってお湯を足してくれるシステム(?)。不便だけどたまにならこういうのも面白いか。
ところがお風呂から出たところでブレーカーが落ちて停電に。と同時に付けてもいないのにガスコンロがカチカチと小さな火花を照らし始めた。それがちょうど0時だったこともあり、「やっぱり神様が来たんだー」と彼は騒いでいる。どう考えても電気使い過ぎてたんだって。ガスも配管不備だって。
彼がブレーカーを戻すために管理人を呼びに行っているのを真っ暗な部屋で待っていたら、街のあちこちで花火が上がってすごいことになっていた。部屋が暗いからよけいきれいに見える。
マンションの玄関では爆竹が鳴り響き、花火も打ち上げていて、17階のうちのベランダまで飛んできていた。
管理人にブレーカーを直してもらって電気も元通り。「やっぱり神様が来てくれたんだなあ。申年はいいことがあるなあ。」と彼はまだそんなことを言っていた。それよりも電気の使いすぎに気をつけたほうがいいって。
彼もお風呂から出て、日本から持参したレンジでチンする湯たんぽを抱えて寝た。
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