・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我愛七宝鎮。
友人に頼まれていたデジカメのバッテリーを渡すため、803の公共汽車に乗って七宝へ出掛ける。
彼が秋まで住んでいたこの街がふたりとも気に入っていて、わたしも上海に来るたびに必ず立ち寄る。彼が届けに行っている間、わたしはスーパーでお菓子やナッツ類、天福茗茶で会社用お土産を買い込む。これも恒例のパターンなのだが、こういう時間が本当に楽しい。
彼が戻ってきて、「お昼はこの前会社の人と一緒に行った餃子屋へ行こう」と言うので、大喜びで付いて行く。商店街の中かと思いきや、この前行った「朱角家」みたいな町並みのエリアにたどり着いた。「きゃあ、すてき、こんな場所があったんだ。」「前言ったでしょ、わざわざ朱角家まで行かなくてもいいって。」春節休み中なのでそりゃもうすごい人、人、人。でも面白かった。
|
|
|
こんな雰囲気のよいお店で餃子6種類(白菜・ニラ・海老など)計48個をいただいた。21.5元。
みんな買い食いで済ませるのか、お店のなかは大混雑ってことはなく、ゆったり食べられた。 |
今回の上海小吃ベスト1!!龍の口から出る熱湯で溶いた胡麻汁粉。とろりとやさしい甘さで、中に乾燥フルーツが入っている。フハフハ言いながら食べていたら、「それどこで買ったの?」と何人もに訊かれた。2元。 |
|
|
|
|
おいしいものを食べて満足し、またバスで帰ることに。観光用の船が行き交う川のほとりにはきれいなマンションが立ち並ぶ。やっぱりこのあたりに住みたい。あの胡麻汁粉をおやつに食べに通いたい(ん?)。
七宝もマンション建設ラッシュ。ファンシーな作りが多い中国のマンションだが、ここでは前衛的デザインで梁の部分に原色使ったのとかが目立った。「こういうところはどう?」絶対いやだ!(そういった点では今のマンションのシンプルな外観は気に入っているが、シンプルでいいんだけど、機能面が・・・。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
B型カップルのカラオケ、再び
一度部屋に帰ってひと休み、DVDを観たり、彼のノートパソコンにウィルス駆除ソフトをインストールしたり(CDドライブが壊れていて、サポセンに電話してもなかなか繋がらなくて(国際電話なのに!)焦ったが、さすが大陸育ち、慌てず騒がすクリーニングしたりして自力で直してしまった)してから、今夜もまた「カラオケに行っちゃおう!」と向かうはビッグエコー。冷蔵庫に残っていた缶チューハイを握り締めて地下鉄に乗る。
今日は1時間だけにしよう、と決めて、どんどん曲を入れる。人の歌は平気で一番でカットしながら、「練習したいから」と言って、自分はDAPUMP『if・・・』と阿社『Andy』を繰り返し歌い続けるので本当にあきれた。彼が歌った、劉徳華(アンディ・ラウ)『中国人』は覚えやすい曲で「これならわたしもマスターできるかも」と思った。ウケそうだし。
1時間をとうとう超えてしまい、あわてるわたしに「1分単位の清算だから大丈夫だよ」と最後にまた『Andy』を。わたしももう覚えてしまったよ。今日は1時間10分くらいで98元。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
粉雪舞う淮海路
カラオケボックスを出て、淮海路を散歩。書店でカードやDVDを買う。今回至るところで韓国ドラマのDVDを捜し求めたのだが、中国語吹き替えのものが多くて、やっと韓国語発音、中国語字幕(本当は英語字幕も欲しかったが)ので、『藍色生死恋』(秋の童話)をGET。95元。『冬のソナタ』は吹き替え版さえも発見できなかった。
ものすごく冷えてるなあ、と思っていたら雪がちらついてきた。ライトアップされた淮海公園に粉雪が舞う光景はとてもロマンティックでしばらく寒さも忘れた。しかしわたしたちにはそんな時間は似合わなかった。その後、彼の上着を買う買わないでケンカに発展、「なんだかなあ」の気分のまま晩ごはんにする。
「滄浪亭」にて。ここは麺と具が別盛りで出てくる。
彼はチャーシュー麺12元、わたしは海老と雪菜の炒め物麺22元。
日本のラーメンに近くてわたしはまあまあだと思ったんだけど、
彼は気に入らなかったようで、その態度にまたむかつく。