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自分にご褒美

本日より相方は仕事。朝、なかなか準備できない彼を叱りまくり、せかしまくってすでに疲れた。これが毎日じゃ身がもたないよん。

彼を送り出してしばらくインターネットしてから、街へ。シャイ南西路で、ネイルケアを予約。11時に予約が取れたので、前回会員カードを作ったお店に行く。フットケア・ペディキュア･マニュキュアで270元（会員価格）。ここのローカルスタッフの子たちはみなとても感じよくてかわいいのだけど、女社長（よく雑誌にも出ている）が店頭でビジネスの電話をばんばんかけているのが気になる。「社長、先日はごちそうさまでしたぁ」とか、名刺の手配とか。次回からは別のところに行くか。南昌の美容院のネイルなんて30元でなかなかの出来だったしな。

ペディキュアが乾ききるまで待ってお店を出て、長楽路、新楽路を散歩。秋ですなあ。

シャンヤンがわたしを呼ぶ

歩き続けていたら、シャンヤン市場にたどり着いたので、「こりゃ行かねば」と戦いに臨む。今回はビーズのバッグ狙い。LV柄のポーチを友人に頼まれていたので5個買った。「多少銭？」と訊いたら、最初「１百・・・」と言いかけたので、「うん？」と笑いながら小姐の眼を見たら、「あ、わたしたち朋友だから、70元」と即言い直した。そこからがんばったんだけどね。

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最寄駅、「錦江楽園」前

最初見たときはかなりのカルチャーショックを受けた。しかし今ではバイクタクシーの呼び込みも、屋台の不衛生さも、トンネルの暗さも気にならず、淡々と通っているから不思議。今日は小姐に叱られながら（「一個ちょうだい」「だから甘いのか辛いのかどっちよ！」「あ、甘いの・・・」）胡麻パン買って食べながら帰った。

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料理する男

相方が帰って来て晩ご飯を作ってくれた。彼が大蒜をつぶす姿とか生姜をみじん切りする姿とか中華なべで炒めている姿とかもううっとり・・・です。どうしてこういう手際のよさが日々の生活で発揮できないのかしらん。

今晩のメニュウ：海老の酒蒸し、タケノコみたいな野菜と豚肉の炒め物、鯛のかぶと煮、青梗菜と椎茸の炒め物、きのこの炒め物、トマト、ビール。

かぶと煮以外の材料費はしめて20元だそうです。近くの市場で買って来ている。鯛が8元だったので、だし醤油の35元が一番高くついてる！！

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上海最後の食べまくり（小食としてはかなり）

『漂流教室』の最終回が放映されていたので見終わってから部屋を出る。窪塚くんも妻夫木くんも常盤貴子も中国語吹き替えになっていたけど違和感なし。

きなこ餅（1個2.5元くらい？うまい）をかじりながら南京東路を歩き、棗子樹でヘルシーランチを食べ（今日は味が濃かった気がした。赤米はおいしい。）てから、腹ごなしに新天地へ。「Simply　Life」がSaleをしていたので、（いつもはなかなか手が出せないんだけど）お土産も含めてざくざく買い。その後は恒例「グリーンマッサージ」でフット＆全身マッサージ(198元）を受ける。かなり痛気持ちいい、というより、脳天直撃の痛さが何度も襲う。かなり効いた。

その後は香港のデザートチェーン『許留山』でマンゴーデザートを。迷った挙句、楊枝金労<30元）を頼んだ。グレープフルーツにマンゴー、タピオカ、ココナッツミルク、マンゴーアイス。おいちー！！フルーツ好きの相方にも食べさせたかった〜。

デザートに満足した後、太平洋百貨店で相方のワイシャツを買い、地下のスーパーへ。オーストラリアの地ビールを売っていたおじさんに「ニホンカラキマシタカ？」と日本語で訊かれ、ちょっとしゃべって、黒ビールを買う。「ハイ、コレテヲシグルマをツカッテ」とカートを持って来てくれたり「マタアイマショウ」と手を振ってもらったり、気持ちがほんわかした。

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我愛不愛中国？

マンションに戻って、警備のおじちゃんに「おじちゃん、明日わたし日本へ帰るよ。」と報告したら、「えっ、帰るのか？■■をひとりにしちゃかわいそうじゃないか」と言われた（多分）。「今度は春節に来るよ。ほらわたしは我愛中国だから」とSimply　Lifeでもらった袋を示す。もちろんそんな我愛中国なわけでもないんだけどね。でもおじちゃんとそんな話をしていたら本当に悲しくなってきて、このまま上海で暮らしたい気持ちになった。

晩ご飯のあと、きんもくせいが香るなか散歩を兼ねて近所のスーパーへ出掛ける。水と牛乳を買い。スーパーの外でDVDを買う。『十面埋伏』（LOVERS）、と『２０４６』。1枚7元。公開されたばかりの『２０４６』が既に出回っているとは、さすが。何枚かあったが「これらは海賊版なので一番下の1枚を買ったほうがいいよ」と勧められる。「でもこれだって正規版じゃないでしょ？」と相方に言ったら、「正規版に近い」だって。「近い」ってどんなんだ？？帰って『十面埋伏』を観る。きれいな画像だった。中国語字幕なので当然ストーリーはあいまいにしかわからなかったけど、映像の美しさとチャン・ツイィーのしなやかさに圧倒された。

彼ママから電話が掛かってきたので、「ママ、明日朝6時半にモーニングコールして」と頼む不出来な嫁。自分の言いたいことだけ伝えて、あとはママからの説教とかは「中国語わかんなーい」で済ませているのだ、いいかげんなんとかしないと。

明日はもう大量の荷物を持ってタクシーで浦東空港へ向かうだけ。今回ほど「このまま残りたい」という思いが強かったことはないかもしれない。季節がよかったからかも？

LOVERS、やっぱり離ればなれで居てはいけませんね、と思いながら眠りにつく。高速道路を走る車の音が遠くに聞こえている。

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