Diary 〜聖誕節 2004上海〜            ※1元=12.7円(04.12現在)  

Dec 23,2004


ひとりぼっちの夜

 

快晴の天皇誕生日。怒涛の年賀状100枚書きをこなし、ポストに投函してから空港へ向かう。浦東空港−空港バス(18元)−地下鉄−徒歩という庶民派コースを辿ってマンションへ。フロントのおじちゃんに「聖誕節快楽!」と言ってお土産のクッキーを渡した。

 

荷物を片付けていたら、彼ママから電話。「●がひとりだから、電話してあげたよ」だそうです。謝々!北京の相方からも電話があり、「今会議が終わったところ、隣りに上司が居るからもう切るね」とすぐ切ったかと思ったらまた掛け直してきた。「上司が●ちゃんと話したいんだって。」と言うので、ご挨拶。「こんな日に出張させてさせて申し訳ない」と恐縮されていた。「明日18時の便で帰ります。会社の車を迎えに来させているので■くんもその車で必ず送り届けます」とのこと。部長、頼みます。

 

彼からは「部屋でおとなしくしておくように」と言われ、レトルトのおかゆも持参していたのだが、意外と元気が残っていたので近くの市場に出掛けてみる。いつも彼が買ってくれるあん入り饅頭や焼き餃子が見当たらず、中身のないマントウを見つけて1個0.5元で買う。いちごも買う。マントウをハフハフと食べながらスーパーに移動し、水と牛乳とあとDoveの石鹸(5.4元)を見つけたので買って帰った。

 

甘くて美味しいイチゴ、これだけで10円くらいでした!!

 

顔と足だけ洗って、イチゴをつまみながら、台湾のインターネットラジオ放送を聴く。案外ひとりぼっちの上海の夜も極楽かも・・・、と思ってしまったよん。


 

 

 

Dec 24,2004


上海ひとり歩き

 

昨夜早めに寝たので朝8時には起きてアイロン掛けなど主婦業務を気持ちだけこなす。

 

朝ごはんは地下鉄の駅前のお店のごまパン(1元)。うまい!地下鉄でシャイ西南路まで出て、パークソンをウロウロ。ここのクリスマスディスプレイはピンクとシルバーが基調でなかなかおしゃれ。デパートを出てワイハイルーを東に歩き、「棗子樹」で癒しのランチ、16元を。体にやさしいのを実感できるごはんで、それほどおなかが空いていないのにするする入る。ごはんは「紅的(ホンダ)」と言って赤米を頼むが、周囲は意外に白飯の人が多い。ここは当然赤でしょう!

 

その後新天地へ。CDで作られたクリスマスツリーが面白い。お土産用に上海限定タンブラーを買ったスタバで休憩。それから昨夜予約を入れていた(英語可)、「青 Green Massage」へ。受付の人の雰囲気も着替えの服も一新されていて、「経営者変わった?」と思う。担当は珍しく若い男の子でこっちが緊張してしまう。ソフトで丁寧なマッサージ。ちょっともの足りなかったが、「もう少しハードに!」というのが恥ずかしくていえませんでしたー。たっぷり2時間半、198元。

 

スタバでcake類、天福でお土産のお菓子を買い込んでわりといつもと同じひとり歩きのコースを終え、マンションに戻ろうと地下鉄に乗ったら、超満員。ぎゅうぎゅう詰めで帰る。スタバで買ったケーキを守りながら必死で帰宅。

 

 

 

 


イブの夜、上海地下鉄で気を失う

 

夜9時前、チャイムとともに相方帰宅〜!スーツ姿ですっかり社会人になっているから感慨深い・・・。即お店に予約時間に遅れる連絡入れてるし、おお、成長したね。

 

タクシーでハン山路、「楊家厨房」へ。上海家庭料理のお店です。ビールとワインで乾杯して、酢豚やいんげんと茄子の炒め物、揚げ豆腐ときのこのあんかけ、炒飯などをいただく。頼みの綱の彼が機内食をたいらげた後だったので食べきれず「打包」をお願いした。

 

テイスティングをしている(ふりの)彼

 

若者で溢れかえるハン山路をちょっと歩いて地下鉄で帰宅。その地下鉄のなかでわたしの身に異変が・・。次第に周りの声が聞こえなくなり、視界が狭まって、「■ちゃん、わたしだめかも」と最後に言ったらしい。それでも「次で降りなきゃ」とだけは思っていて、電車からはなんとか降りたもののそこからの記憶がないっ。そして彼が「救急車を呼ばなきゃ」と思った瞬間、わたしの意識が戻った(らしい)。この間、10秒くらいだったよう。わりとすぐ元気になったのでいつものように歩いてマンションまで戻った。そのみちのり、延々と彼からの説教をくらう。「もうお酒はやめてよねっ。体調管理ちゃんとしてよねっ。」

 

後に右膝に青あざができているのを発見。どうやら意識を失ったとき、膝から崩れ落ちたらしい。彼が側に居たのに、「重くて支えきれなかった」だとさ。あなたこそしっかり鍛えておきなさい。


 

 

 

 

Dec 25,2004


ふたりだとより楽しい上海

 

スタバのクリスマスミニケーキとアップルパイの朝食を終えて外出。Suzhou Cobblersに行きたくて福州路を目指す。ラッフルズシティで洋服見たり、老年斎で「生煎小龍包」(4元)食べたり、山水画のカレンダーを買ったり(父に買っていたら、スーパーサラリーマンの相方が「●ちゃんとこの社長にも買わなきゃ」というので2本買う。社長には喜んでいただきました〜。)、辿り着くまでに時間がかかった。思ったより小さいお店で商品数も少なかったけれど、バッグを1個だけ購入。350元くらいだったと思う。

 

その後ワイハイルーで○番ラーメンを「まずい、二度と来るかー」と言い合いながら食べ、中國銀行で1年定期をしてから、お口直しに、許留山でデザート。フルーツ好きの相方に絶対食べさせてあげたかった!マンゴーシャーベットにイチゴ、キウィ、メロン、スイカ、マンゴーがどっさりのフルーツコンボ38元を分け合って食べたのだが、予想通り「美味しい!もう1個頼んじゃおうよー」と気に入っていた様子。ユニクロで彼のダウンジャケットを買っていったん帰宅。

 

       

 

        

咳き込み始めたわたしのために薬局で彼が買ってくれた枇杷シロップとDVD。今回買ったのは、イ・ビョンホン『誰にでも秘密はある』、トム・ハンクス『ターミナル』、『ボクの彼女を紹介します(中国題:野蛮師姐)』

 

部屋でひと休みしてからIKEAへ。おしゃれなスウェーデンの家具屋さんイメージだったが、今回行ってみたらホームセンターぽい印象を受ける。彼がクッション、クッションカバー、パソコンデスクを買っているので、そのカゴにわたしもかわいい刺繍カバーの枕やグラスやラグマットをほうりこんで一緒に買ってもらった。途中カフェテリアで休息。スウェーデン風ミートボール、ベジタブルトマトソーススバゲティにドリンクバーで40元くらい。お味はなかなかだし、コーヒーをお替りしながらくつろげた。ここは使える!!

 

  IKEAカフェテリア

 

わたしたちのマンションにて

 

大荷物になったのでバン型のタクシーでマンションに戻る。彼がデスクを組み立てるというので、「じゃ、わたし髪洗いに行って来ようかな。」と気ままな提案をしたら、すんなり「うん、いいよ。」とOKが出る。普通手伝うだろう、と思いつつもそそくさとお出掛け。ポケットに数10元だけ入れて近所の美容院へ。「洗頭!」とお願いする。使うシャンプーによって、10元、15元、20元と値段が違うのだが、庶民的に真ん中の15元を選ぶ。シャンプーを泡立てて丁寧にマッサージしながら洗ってくれ、耳掃除、マッサージまでついてこの値段!満足してお店を出て、隣りのコンビニで牛乳やジュースを買い込んで帰っていたら、相方が迎えに出てきてくれていた。仲良く帰宅。


 

 

 

 

 

Dec 26,2004


明日はもう帰国ですよ

 

午前中は彼の出張レポートを一緒に作成。ほぼ仕上げて彼は市場に昼食材料の買出しへ、そして鶏や野菜やフルーツを買い込んで戻りさっそく調理してくれた。鶏ときのこのスープと菜の花の炒め物とごはん、そしてたっぷりのフルーツ。やっぱり相方の作る料理はサイコー!

 

 

相方は午後からインテリアの学校へ出かけるので、わたしは小雨降る中南京西路を目指してみた。クリスマスは終わっているのにまだツリーがあちこちに。でも随分洗練されていてオシャレなディスプレイになっているなあ。もちろん、コテコテなのもあちこちに見られるけれど。伊勢丹で半額になっていたパンプスを買い、お土産に景徳鎮の湯のみを買って帰る。

 

  

 

6時に相方も帰ってきたのでタクシーでカルフールへ。最後の買い物、干しフルーツやナッツ、チョコレート。「●ちゃんは本当に買い物が好きだね〜」としみじみ言われるが、今回はあまり買い物はしていない。そういえば数少ない得意な中国語「太貴了!請便宜一点ノレ!(高い、まけて!)」を使っていないもんね。「クレジットカード使えますか?」は何度か言ったけど。

 

晩ご飯は彼が一度入ってみたかったというレストランへ。入ってみたらわたしの苦手とする「食べ放題」のお店だった。といっても店員さんがトレイにいろいろな料理を持って廻るのを取り分けてもらう方法。まずくはないが・・・。ひとり33元だから文句は言えません。彼は十分元取っているし。デザートのかき氷までいただいたし。でも次回はもうちょっと落ち着いたところで最後のディナーは楽しませてくださいね。

 

 

雨の中のタクシー争奪戦をなんとか勝ち抜いて部屋に戻り、パッキング。枕がかなり場所を占めるので必死で詰める。今回は中3日だったのであっという間に過ぎ、ケンカをする暇もなかった。彼ママから電話があったので、また明日朝のモーニングコールを頼む。「春節にはそっちに行きますね」と言ってしまったぁ。行かないとだめかね、やっぱり。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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