朝だらだらと朝食を食べていたら、相方が「●ちゃん、明日はもう帰っちゃうんだよね」とポツンと言うから、しんみりモードになったりして。
今日はとりあえず豫園に行こう、ということになり、地下鉄で「黄阝皮南路」駅まで行く。淮海路を東へ向かっていたらWALKERでチェックしていた花展を香港新世界大厦でやっていて、覗いてみることにする。入場料ひとり30元はちょっと高いなあ、と貧乏カップル躊躇していたら、、少し先の路上でふたり30元でチケットを売っている小姐が居て、即買い。
東アジア各国からの出品の生け花、アレンジメントを楽しむ。最近インテリアの学校に通っている彼は興味深々。写真をたくさん撮るように指示される。
造花を売っているコーナーがあったので、母の日用に小さいアレンジメントを購入。美しい花々に心癒されたひとときであった。
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さらに東に向かって歩いていると、大賑わいの紳士服のお店があったのではいってみる。そこで、彼はイタリア製のスーツを480元で購入。
豫園まで歩くのに小さな道にはいると・・・。きれいにペットボトルを並べたお店や色鮮やかな野菜を並べたお店や・・・。
枇杷売りのおねえちゃんから彼は桑の実を買う。8元。
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お昼ごはんは精進料理のお店でラーメンと北京ダック風の湯葉。合計34元。
休暇中の豫園は恐ろしい人ごみ。スタバでアイスラテを持ち帰りにして飲みながらお土産屋さんをみていくが、人酔いして早々に引き上げ。
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タクシーで河南中路駅に行き、地下鉄一号線で「中山公園駅」まで。そのあたりの住宅展示場をチェックして、その価格の高騰ぶりに驚く。しかしこの周辺、1年半前訪れたときより随分キレイになっていてびっくり。上海という街の発展スピードを再確認させられた。
明珠線で漕渓路駅へ。目的はIKEA。ここには自社の商品を使って数パターンのモデルルームのようなものがあり、「こういうインテリアで暮らしたい!」と思わせる。「■ちゃん、ライトはこういうのにしようよ、もうシャンデリアはやめてよ。あ、でもこの赤いハート型ライトは不要だわ」などと言い合いながら進んで、ラグや小物入れなどを買う。荷物が増えたところで部屋へ戻る。荷物があるときはひとつ先の駅、「蓮花駅」で降りてタクシーというのがわたしたちのパターン。
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晩ご飯は「徐家匯で食べようか」と言われたが、いったん部屋でくつろいでしまったらもう外に出るパワーがなく、出前にしてと頼む。相方が近所のお店にごはんを買いに走ってくれる。結局今回もこじゃれたところでのディナーは実現せず。
海老唐揚げ、魚唐揚げ、青菜炒め、山芋コロッケ、青梗菜の漬物、ご飯、三得利ビール、すいか。合わせて100元だったらしい。
窓の外の、錦江楽園の観覧車。ライトの色が次々変わる。こういうのを観ながら、ビール飲んで、ごはん食べて、ダラダラしているのがこのうえなくシアワセと感じる。
パッキングを済ませ、お風呂に入って上海最後の夜。お風呂からあがって残りのマンゴーもムシャムシャと食べた。いつもよりは日数の多い滞在だったはずなのにやっぱりあっという間に過ぎ、鍵開かなくて管理人のおじさんに助けを求めたのが昨日のことのよう。
●8日目(5月5日)
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再見!上海
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朝ママからの電話。相方に受話器を渡されたので、「ママ、これから帰るよ。元気でね」などとしゃべる。そしたらいろいろ話され始めたので(ママ、わたしの中国語力わあかってるでしょ!)、いつも彼がママに答えている感じで、「知道、知道(わかった、わかった)」と言ったら、電話の向こうで苦笑していた。
マンションの前に泊まっているタクシーに120元でまでと交渉して、浦東空港へ向かう。今回初めて彼のお見送りがあるので、やっぱり心強い。30分くらいで空港に到着。チェックインを済ませて、「夜、チャットねー。」とあっさりと彼とお別れ。世界は狭くなったもんだ。
今回の目的だった、「結婚手続き」「婚礼写真撮影」も無事終え、再見、上海。次は7月か?
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完
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