ノーメイクのまま淮海路の写真館の撮影スタジオへ向かう。本日は結婚写真の撮影、緊張のせいか食欲もない。スタジオへ着いたらもう20組以上のカップルが準備に入っていた。
まず外での撮影のウェディングドレス。ゆっくりドレスを選ぶ時間もなく担当者が「これは？」と最初にもって来てくれたのに決める。外用なので結構汚れている。ドレスを着て、ヘアメイクの順番を待つが、「一番のメイク担当者をつけるから」と言われてずっと待たされる。かなり不機嫌になったところへ順番が来てヘアメークが始まるが、これが出来上がりが「お化け」なのだ。あり得なーい！これまた化粧された相方がやって来てわたしを見てぎょっとしていた。とりあえず髪型は自然なのに直してもらうが、付けまつげは今さら取ってもらうわけにもいかず。
沈んだ気持ちのまま、バンに乗り込んで撮影場所に向かう。一般市民が散歩している公園のなかで撮影が始まった。カメラマンがナイスガイだったのでちょっと気分が上昇。滝や竹林をバックにいろいろなポーズで撮っていく。カメラマンの「ワラッテ〜」という声に固い笑顔を向ける。こういうのももう二度と経験できないものね。わたしたちの撮影後、天気が崩れて雨になったから、ラッキーだったのかもしれない。
その後、別のウェディングドレスで室内撮影。次は紫のカクテルドレス。最後はチャイナドレスの予定だったが好みのがなかったのでゴールドのカクテルドレス。それぞれヘアメークを直してもらって、撮影順番を待ち、で終わったのは17時。
本当に疲れましたー。即お手洗いでメークを落とし、外に出たら雨で地下鉄の駅まで走りながら、なんとなく悲しくなってきた。もともとわたしがいろいろ調べて「ココ」と決めていた写真館とは別のところを彼が予約したばかりに、こんな待ち時間も長く、だのにドレスはじっくり選ぶことも出来ない、納得のいかない結果になったという思いがあって、相方にあたりまくる。
本当はこんなかんじになることを夢見ていたが、現実は厳しい。
ま、結局想像していたより自分が美しくなかったことが悲しかっただけなんだけどね。写真は9日に出来上がり、その中から希望するものをセレクトさせてくれるらしが、その決定権を相方に委ねざるを得ないのがつらい。
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蓮花駅で降り、家福楽（カルフール）に寄る。まず２階の美容院で髪を洗ってもらう。コーヒーを出してもらい、マッサージ、耳掃除もしてもらい、大満足。これで20元はコストパフォーマンス高すぎじゃないだろうか。ということで、このあたりでわたしの機嫌はすっかり直っていた。
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晩ご飯は避風塘で。三得利ビール/焼きソバ/貝柱のお粥/アヒルの顎燻製/肉団子入りスープ/海老餃子/排骨風爪飯/あずき羊羹。102元。
あまりにおなかが空いていたので一気喰いをしていたから最初の頃の画像なし。家族連れで賑わう店内のなか、隣りの席でおじいちゃんがひとり晩ご飯を食べ、早々に帰っていったのがちょっと気になってしまった。おじいちゃんに弱いもので。
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その後カルフールでマンゴーとパンとお土産用におめでたいときに配るチョコレートを買う。外に出たら雨がまだ降っていてタクシー争奪戦となっていた。駅前に戻って拾うことにし、乗ろうとしたらちょっと前に他の人に止められて乗られてしまうというパターンを繰り返した後、なんとか1台拾うこと（奪うこと？）ができ、部屋に戻ることができた。
それにしてもたいへんな一日だった。お風呂から出て、フルーツを食べる。
マンゴーふたつで2元くらいだった。3種類のマンゴーを買ってみたがこれが一番安いやつ。確かに他の方が味が濃かったような気がする。それにしても安い。中国で果物いっぱい食べて暮らしたい、と思う瞬間。
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写真集の出来上がりが今から怖い。そのままお蔵入りもありうるか。それでも貴重な体験をしたということでよしとしよう。フルーツでビタミン補給しているからか、気分は前向き。
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